写真展スケジュール

磯部美香展
[微熱のあるオブジェ1] 『磯邉美香の「ピンクの血漿」』
2012年5月13日(日)〜5月26日(土)

石黒敦彦企画・シリーズ[微熱のあるオブジェ1]
『磯邉美香の「ピンクの血漿」』

シリーズ[微熱のあるオブジェ]は、3.11以後も、オブジェ・立体の空間表現を続けている20代の作家に焦点をあてた、連続企画展です。 その第1回として「ピンク」をコンセプトもチーフに活躍するマルチアーティスト磯邉美香の個展を開催いたします。 展示だけでなく磯邉美香のPinkをコンセプトにしたスペシャルコラボレーショングッズの販売、Pink Night Party(naguneオリジナルのピンクカクテル、QuaQuanとのコラ クッキーなどPinkだらけのアートなパーティー)の開催、本シリーズ展 の企画者・石黒敦彦と作家との対談など、企画も盛りだくさんです。 是非お誘いあわせの上ご来場ください。

★概要
[微熱のあるオブジェ1] 『磯邉美香の「ピンクの血漿」』
会期:2012年5月13日(日)-5月26日(土)

★関連イベント
19日(土)21:00〜Pink Night Party
25日(金)21:00〜作家・企画者対談会

★企画者コメント
微熱のあるオブジェ
「オブジェ」は、第一次・二次世界大戦という、人類初の大量死の戦禍を対価にしてはじまった20世紀芸術の中に突然に現れた。 しかし21世紀も最初の10 年を過ぎて、3.11東日本大震災以降、突然われわれは、膨大な漂流物とオブジェに囲まれて生きることになった。 「21世紀にオブジェは可能か?」という アート業界内部の美学的な問いは、現実に追い越されて、放射能を含んだ瓦礫を抱えて右往左往しているだけの1年が過ぎた。 この、世界大戦の大量死の木霊の ような震災後の光景と、これからわれわれが創り出す「オブジェ」は、どのようにかかわっているのか? あるいは無関係なのか? “交換不能”な瓦礫の山積する2012年日本の風景の中にあって、なお本格的なオブジェの制作を続けている若い2人のアーティストの作品を 「微熱のあるオ ブジェ」という言葉でくくってみた。それは体の温もりではなく、物体の奥の不吉な変動を感じさせる「熱」である。(石黒敦彦)

企画:石黒敦彦(インディペンデント・キュレーター、武蔵野美術大学芸術文化学科非常勤講師)